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あの

淡路島で有名な、ホテルアナガを初体験。

・・・寝坊した。

大阪で寝坊して、急いで淡路島へ行くっていう気持ち、わかる?
大阪で寝坊して、急いで天満に行く、とか、西宮に行く、とかじゃない。
淡路島に、寝坊してん。それも淡路島の最南端。

寝坊したらいつも迷う選択肢。

化粧をとるか、朝食をとるか。

食うほうをとった。

高級ホテル、あの、ホテルアナガでパーティ&仕事、に、寝坊だぞ!
この気持ち、わかる?


アクセル踏み続け、ノンストップで淡路島へ。

寝坊した講演日とかによくやる手として・・・

とりあえず現場近くにたどり着き、近所の喫茶店で、化粧してからシレ~っと現場入りする。っちゅーやつ。
あれ。
あれをしようと思った。

高速インター下りた。
すぐ、ホテルアナガだった。

そこには、海、があった。

・・・喫茶店、ないやん・・・。

・・・どこで化粧すんの・・・。

絶望を、潮風と日光があざ笑う。

大勢が出迎えてくださるのが見えている。
そこに、衣装も着ず、(急いでたので、衣装はクリーニング屋さんからピックアップしたまんまトランクの中)、
楽~な服で長距離運転をし、サングラスとマスク、だ。

ほぼ、ジャージ姿でサングラスとマスクで現場入りした講演会など、かつて経験したことない。

どーしょー。

どーしょー。

思ってたら、玄関に着いてしもたやんっ。



着くなりホテルマンが「お待ちしておりました」。
言われるなり、私。
「着かなかったことにして。私を見なかったことにして」
「かしこまりました」

ホテルマン、すごいね。
一流ホテルっちゅーのは、客がドロボーみたいな恰好で入っても、変身するまで隠してくれるねんから。
ブランドのボストンバックじゃなく、トランク開けたら、近所のクリーニング屋さんのビニール袋で、それ、運んでくれるねんから。

くどいようやけど、ジャージと、ビニール袋やで。
しつこいけど、一流ホテルやで。


化粧をした。

「ついた、っちゅーことにして」
「かしこまりました」

そして、主催者の方々と、ご挨拶。

もー、完璧。
100点!

到着するなり、「着かなかったことにして」が、理解できるホテルマンが日本に何人いるだろう。

世界でも、いるだろうか。

まだまだ知らんトップレベルっちゅーのがあるんやなぁ・・・。
家は出てみるもんや。







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タレント・作家の遙洋子公式ホームページ内のブログです。

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