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7月16日 あんな

あんな、にいちゃん。

人が、駅の構内で、必死で弁当を食べているときに、声かけたら、あかん。

何時に夕食を済ませるか、は、大きなテーマなんです。私ら。
仕事の時間が不規則やから。

で、夕食が9時になってしまったから、新幹線を待つまでの15分で、家から持ってきた野菜弁当を食べようとしてたわけ。

左手におにぎり。
右手にお箸。
口には、クレソン。

クレソンってな。
葉っぱ側から食べるのん難しいねん。
茎側から食べるねん。
ということはね。
口から葉っぱが生えてる状態なわけ。

口からクレソン生やしている女にね、「サインください」はないやろ。

クレソンくわえたまま返事したわ。
「今はね。食べてるからだめ」

そやのに、立ち去ってくれなかったね。
「〇〇時の新幹線ですか」
「そう。それまでに食べたいねん」

・・・クレソンくわえたままやで。

「写真・・・」
「ダメ。クレソン食べるから」

それで結局、あきらめてくれたけど、15分で食べきれへんかったやん。

中途半端に残った弁当もう一回抱えて改札通るのん、めんどくさいで。

あんね。にいちゃん。ビジネスマンのにいちゃん。

両手と口に食べ物をくわえている時にはね、私でなくても、声はかけたらあかんねん。

声かけられて、振り返った時、クレソンが口から咲いている姿を想像しただけで、タレントとして情けないわ。
そんなタレント、おるか?

一歩、家出ただけで、いろいろあるわ。。。
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はるかようこ

Author:はるかようこ
タレント・作家の遙洋子公式ホームページ内のブログです。

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