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2012年 4月○日 野球観戦

シルクから「阪神タイガースを観にいこう」と誘われた。
「いく」
行ってみると、席は5万人の甲子園の、一番後ろの席だった。

「一番後ろやん」
「ほんまや」

春の嵐。
よりによって極寒の一夜だ。

「食べな風邪ひく」
「そやな。洋子ちゃん、何食べる」
「カレーライスときつねうどんと、焼き鳥と、ゲソ天」
「ひとりでか?」
「ひとりでや」
「…ほな、私も」

甲子園、一番後ろの席で、我々は食べた。
とにかく、食べた。
一皿空けるごとに、笑いが出た。
「ひっひっひ」
「けけけ」
そして、全部、食べた。
タイガースは勝った。


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2012年 4月○日 なにもない

バレエのレッスンの準備をしようとした。
レオタードがない。
全部洗濯機の中だ。
「しまった」
考え抜いたあげく、シャツとタイツのみでレッスン受けた。
タイツのみは、裸みたいでエロい。
「失敗した」

帰って、風呂に入った。
シャンプーがない。
仕方がないからボディシャンプーで髪を洗った。
いまだかつて経験したことのない、違和感とごわつきときしみだ。
「しまった」
いったん洗髪を止め、体を洗うことにした。

ボディシャンプーをさっき使い切ってしまった。
「しまった」
洗顔で体を洗った。

爆発したまま固まった髪のまま、洗髪しなおそうとコンビニにシャンプーを買いに家を出た。
外は雨だった。
傘はない。
「しまった」

ついてない時は、起きてから寝るまでついてない。

2012年 4月○日 一人用炊飯器

ロフトで見つけた。
おひとり様用、電子レンジで炊ける1合用炊飯器。
冷凍ご飯よりおいしいかも!

さっそく炊いてみることにした。
電子レンジに入れながら、不安になった。
「ちゃんと炊けるのか」

インターネットで利用者の声を調べた。
「とても食べれるもんじゃない」
「一粒の米に柔らかい部位と、芯が残る部位に分かれる」
「吹きこぼれてレンジ掃除が大変」etc…。

不安が増した。

…出来上がった。
白米が不思議と、ベージュ色になっている。
箸を入れてみた。
カチンと音がした。
叩こうが割ろうが、箸が入らない。
セメントのようなご飯になった。

私の一人用炊飯器の感想は、
「セメントになった」だ。

2012年 4月○日 大変でんなぁ

大阪で車を車検に出した。
直後、必要になった。

「僕、今、徳島ですねん」と車屋さん。
「じゃ、私が自分で車を取りに車庫に行く」
「車庫の鍵がいりますねん。僕の兄に車庫に行ってもらいます」

駅を下りると、枚方からかけつけたという兄様がいた。
申し訳なさそうだ。
「鍵が見つかりませんねん」
「じゃあ、あきらめます」
「徳島から弟が戻ることに」
「だめ!」
「もう出発しました」

電話した。
「戻って。私、車をあきらめる」
「もう淡路島ですねん」
「戻って」
「あと少しで大阪ですわ」

兄様に叫んだ。
「たかが私の車のために、枚方市と徳島県から男性二人を呼びつけるなんて、ただでさえ、わがままな私のイメージが、それじゃあ、本当にわがままな女になってしまう!」
「よろしいがな。ほな」
と兄様は帰った。

道にひとり立って車を待つ私に、会話を聞いていた道端のたこやき屋のおにいさんが出てきて言った。

「大変でんなぁ」

たこやき屋のにいさんは続けた。

「しかしなんでんなぁ。大阪いうとこは、フツーの道に、芸能人が立ってるんでんなぁ」

泣きたかった。



2012年 4月○日 天ぷらカレーうどん

天満に、めっちゃ美味い天ぷらカレーうどんがある。
カレーうどんの上に、海老天とかがボリュームで乗っているのだ。
それ食べたさに、女子3人で行った。
カウンターに座る。

すると、他の客の注文料理も目に入った。
おいしそうな炊き込みご飯だ。
大きなどんぶりに黄金のご飯に鶏肉やら椎茸やらがのぞく。

「・・・おいしそうやな」
「ほんまやな」
「これも食べたいな」
「そやな」

うどんが出来上がるまで、炊き込みご飯を食べて待つことにした。

・・・むっちゃ美味い炊き込みご飯だ。
ちょっとのつもりがどんぶりごと止まらなくなった。
炊き込みご飯で腹パンパンになったころ、天ぷらカレーうどんが登場した。

「しまった」と思ったが遅かった。
どんぶりの炊き込みご飯と、天ぷらが盛り上がる豪勢なうどんwithカレー。
3000キロカロリーくらいか。

全員、無口になった。
自己嫌悪と、自暴自棄で、ふたつのどんぶりを食べた。

2012年 4月○日 落ちる

寝返りをうつ度に、うつ方向を手で探ってから体を動かす癖がある。
過去、何度もベッドから落ちた経験からだ。
腰をずらすと、落ちそうな時は、「おっと」と、ストップかけられる。
だが、ゴロンと寝返りたい時は、まず、その先にまだ面積があるかを探らないと、危なくて寝返りできない。

手で探った。
ふとんがある。
ゴロンと寝返った。

・・・・落ちた。

サイドテーブルに頭を打ち、ごみ箱をひっくり返し、オイルヒーターが倒れ、腰から落ちた。
クイーンサイズのベッドから落ちるのだ。
キングサイズでも落ちるのだろう。
どうしたらいい・・・。

2012年 4月○日 東京弁

チャキチャキの東京弁、、浅草だろうか、の芸人さんと仕事した。
「大阪、怖いんっすよね」と芸人さんはおびえる。
収録後、私の楽屋に挨拶に来た。
「ご挨拶が遅れ、すみませんでした」
私にはそのチャキチャキ弁が、こう聞こえた。
「ご挨拶が遅れ、テメエコノヤロ」
芸人さんは続けた。
「今日はお世話になりました」
私にはこう聞こえる。
「帰ってやらぁ。テメエコノヤロ」
芸人さん「有難うございました」
私の耳「バイバイ、テメエコノヤロ」

東西の方言は、高い壁がある。
浅草は大阪が怖く。
大阪は浅草が怖い。

2012年 4月○日 男子トイレ

公衆トイレのドアを開けた。
男性のむきだしの裸のお尻が、一瞬、ビクンと動いた。
あわててドアを閉めた。
なんで鍵を閉めないんだ!と、尻ビクンを見てしまった私は憤慨した。

男性が多い会場だ。兄に言った。
「なんで鍵閉めないんや!男のケツ見てしもうたやないか!」
兄は笑った。
「男ばっかしやと、鍵閉めるかい」

実家のトイレにも鍵がない。
「なんで鍵つけないんや」
兄嫁、
「別に困れへんもーん」

そんな奴ばっかし。
プロフィール

はるかようこ

Author:はるかようこ
タレント・作家の遙洋子公式ホームページ内のブログです。

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