スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010年9月○日 パーティ

この歳になると、乾杯の発声とかいうものを頼まれるようになった。
気持ちは幼いままなのに、年だけくって、立場も「えー。挨拶ー? やだー」とは言えなくなった。
一緒に舞台に上がる菊水丸さんに、キメの発声をお願いした。
「みなさまのご健康と、ご多幸と」とかいうアレ。

「では、菊水丸さん!」と自分のあいさつもそこそこにふった。
菊水丸さんは声をあげた。
「では、みなさまのご・・ご健康・・・」
噛み噛みだった。

どんだけ幼くても年はとる。
帰りにフレンチを付き合ってもらった。
ネクタイとチーフをおしゃれに着る男性を前にフレンチを食べると、さっきの「ご・・・ご健康」を思い出した。
途端に、フレンチまでが、ままごとのように思えた。

スポンサーサイト

2010年9月○日 長寿お祝い

動物病院から、愛犬のご長寿お祝い式典への案内をもらった。
なんと、大阪中之島公会堂という、ビッグな式典だ。市長も知事代理もくる。
ご長寿の犬と猫、約500匹が巨大スクリーンにて写真と名前を一匹ずつ紹介された。
「きゃー、うちの犬!」と思うと、晴れがましさにわくわくした。
満席の会場がなぜうちの犬を「かわいー」と言わないのか、憮然とした。
他の犬が、「かわいー」という声が出ると、嫉妬した。

市長が「猫のご長寿は人間でいうと200歳。大阪市にも200歳のご老人が戸籍上います」とあいさつ。
ビターな挨拶だった。
動物医が、「金がかかったでしょう」とあいさつ。
その言葉に、「ほんとうに、かかった・・・」と涙が出そうになった。

晴れの日曜。
犬のご長寿を祝いに、市長と知事。
平和な大阪の一日。

2010年9月○日 手術

老犬を手術することになった。
2度目だ。
手術日に獣医師に預け、夕方とりにいく。
預けるとき、「よろしくお願いします」と言ったら、エーンと泣いてしまった。

夕方電話があった。
「無事にすみましたよ」
キャーと喜んだ。

夜、目は開いているものの、ぐたっとクッションから出ない愛犬を見つつ、
やっぱ、しんどいんや・・・と、胸がシュンとなった。

2010年9月○日 犬が・・・

愛犬をトリミングにつれていった。
他の犬がトリミングされているお腹のあたりに大きなこぶし大のコブのようなものが・・・
「このワンちゃんのそれ、なに?」
「ああ、腫瘍です」
「こんなにおっきくなるの?」
「はい」

トリミングが終わって愛犬を受け取りに行った。
トリマーが言った。
「お宅のワンちゃんにもほら、腫瘍が」
「ぎょえー!」
まだ小さなブドウのような大きさだった。
トリマーが発見してくれた。

老犬、2度目の手術か・・・。
人間も、犬も、健やかには老いられないものだ。
気持ちがクシャクシャになった。
プロフィール

はるかようこ

Author:はるかようこ
タレント・作家の遙洋子公式ホームページ内のブログです。

リンク
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。